海の贈りものを受けとる場所
「海辺で毎日をていねいに大切に暮らしたいな」と思い続けてきました。
海辺の暮らしの中で気づいたこと
海のすばらしさ・楽しさ
ウォータースポーツの楽しさ
などなどをご紹介できたらいいな。
ガーミン(GARMIN)DESCENT MK2iとDescent T1 Transmitterのインプレッション
ぼくが長年(15年くらい)使っていたダイブコンピューターが壊れてしまったので、2021年の夏に新しいダイコンを買いました。ガーミン(GARMIN)のDESCENT MK2iと、トランスミッターのDescent T1 Transmitterです。総額はいくらだったか忘れてしまいました(だいぶ値引きしてもらいました)が、ネットの実勢価格で23万円くらいです。
買い替えてから数十本潜ってみたインプレッションというか感想というか使用感を、今回まとめてみようかなと思います。
ぼくの使っているダイビング器材については、前にも書いたことがありますので、もしよろしければちょっとご覧いただければ幸いです。
MK2iはダイブコンピュータであると同時にスマートウォッチでもあります。その点が一番変わったことかなと感じています。平常時(潜っていないとき)の画面のデザインは、無料・有料含めてたぶん何百種類から選べます。
データはスマホやPCに転送できるので、ダイブログ管理はバッチリです。驚いたのは水中でGPSの電波は届いていないはずなのに、スマホのログ画面でマップが表示されることです。マップといっても潜水した軌跡までは表示されません。たぶんエントリーした場所を表示しているんだと思います。
あと意外にうれしいのが、スキューバダイビングだけでなく、素潜りやランニング、自転車、水泳、トレーニングなどでも、運動状況のログ(ペース、時速、心拍数、距離、消費カロリー、高度、気温、経路のマップなど)を取ることができるようになったことです。なのでダイコンといいつつ、ダイビングしない日も使っています。睡眠ログ(睡眠の深さ、浅さ、時間)も取れるので、ほぼ毎日使っています。
ぼくは物の値段の高いか安いかを、それを使う時間で判断するようにしているんですが(布団とかスマホとかは毎日何時間も使うので、多少高い物を買ってもいいという風に考えています)、そういうぼくの価値観からすれば、MK2iは使用時間が長いので、値段はお得ということになります。
ぼくはMK2iとトランスミッターをセットで買ったので、残圧がダイコンを見れば分かるようになったのも大きな変化です。もちろんバックアップとしてアナログの残圧計もつないでありますけど…
残圧については、アナログとの誤差はありません。
ちょっとした手間ですが、いちいち残圧計を引っ張ってきて見る必要がなくなりました。
もちろん残圧警告もダイコンに表示されます。それから今の残圧であと何分くらい潜っていられるかも表示されます。
トランスミッターなしでMK2のみを買うという選択肢もありましたが、迷った末MK2iとトランスミッターのセットを買いました。決め手は購入先のショップ(MIC21)がかなり値引きをしてくれて、MK2だけ買う場合との差額があまりなかったからです。差額が少なければ、思い切って買っちゃおうという感じでした。
MK2iの画面は、他のダイコンと比べると、ひとまわり大きいにもかかわらず、50過ぎの老眼オジサンにはやはり小さくて厳しいですが、なんとか見ることができます。
ダイビングモードのときには画面が4パターンに切り替えられて、それぞれ表示される情報が違いますが、画面をタップすると画面を切り替えることができます。
ちょっとうれしいのは、コンパスモードがあることです。水中でGPSの電波は届いていないはずなのに方位が計れるというのは不思議ですが、理屈はともかく便利です。ぼくはSUUNTOのアナログのコンパスをいつもBCにぶら下げていましたが、MK2iにしてからSUUNTOのコンパスを持たなくなりました。できる限り余計な物を持ちたくないぼくとしては、喜ばしいことです。
MK2iは充電式で、USB-Aに接続する専用の充電ケーブルが付属しています。バッテリー駆動時間は、マニュアルによるとダイビングモードで32時間となっています。スマートウォッチモードで16日間です。ぼくの使い方では、泊まりがけのダイビングでも、1日が終わると充電しますので、バッテリーが足りないと感じることはありません。
以前のアラジン スマートプロは、定期的に電池交換をショップに依頼しなければならなくて(自分で交換できなくて)、それが面倒くさいのと、交換費用も結構高かったので、電池交換から解放されたのもうれしいことです。
減圧の計算モデルはBühlmann ZHL-16c グラディエント・ファクターというものだそうで、ぼくが今まで使ってきたたものとは違いますが、大まかにいうと厳しくも甘くもないと思います。以前使っていたのはアラジン スマートプロというダイコンで、ZH-L8 ADTという計算モデルを使っていました。マイクロバブル対策に重点が置かれていた機種だったので、かなり厳し目でした。それに比べると、普通になったかなと感じます。普通というのは、チームで潜ったときに、アラジン スマートプロではぼくだけ早く無減圧限界がきていましたが、MK2iでは、ほぼ他のチームメンバーと同じくらいに無減圧限界が来る感じです。もちろんダイコンの設定で、厳し目から甘目まで何段階かに変更できます。
ちなみにぼくは使いませんが、ナイトロックスにも対応しています。
一番の不満は、各種アラート(浮上スピード速いときや無減圧限界が近づいたときや残圧が少なくなったときなど)を音と振動で知らせてくれるのですが、音が小さく短いのです。「ピッ」っていう感じ。音で気づくことはあまりなくて、手首の振動で気づく感じです。他の機種でやたら「ピーピー」鳴るのがありますが、あれもどうかと思いますが、小さく短すぎるのもどうかと思います。対策として、ウェットスーツの左手首を少しまくり上げて、MK2iが直に肌に付くように使っています。これでアラートの振動に気づきやすくなります。ドライスーツの時は、スーツの上から装着するしかなくて、振動も感じないのでアラーム音に気をつけていないといけません。
浮上スピードや無減圧限界のアラート以外に、自分で設定できるアラートとして、ある一定の深度でのアラート、ある一定の残圧でのアラートがあります。
ちょっとした不満としては、ダイコンをしている左手を胸のあたりに持ってくると、トランスミッターの電波が届きにくくなるらしく、残圧の表示がされないことがあります。ただ、少し左手を動かせば、すぐに表示されるので、大した問題ではありません。たぶんこれは、ぼくが腕を組んで潜る癖があるので気になるのでしょう。
ぼくとしては高い買い物でしたが、総じて満足しています。
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