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海辺の田舎に移住するときの注意点を石垣島の騒動から学ぶ

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「海辺に別荘を持ちたい」
「老後は海辺で暮らしたい」
 なんて考えたことのある人、わりといらっしゃるんじゃないでしょうか?
 スローライフという言葉が一般的になり、書店には田舎暮らしの本が何冊もあります。そんな世相の中で、海辺の田舎暮らしを望む人が増えるのはありえることでしょう。

 ぼくはもともと海バカですから、海辺の田舎に住みたいと思うわけですが、一般の人だって、テレビでそんな海辺暮らしの番組がやっていれば「いいなあ」くらいは思うことがあるかもしれません。

 しかも沖縄なんて、南国っぽくていいなあと思うでしょう。
 そう、石垣島はそういう移住者ブームが続いています。
 一般的に島というのは、普通の田舎よりも交通の便が悪かったり、島に外部の人が入る経路が限られているので、よその人が来たことはすぐにわかります。それに水、電気、燃料などは貴重な資源だったわけです。
 ぼくが幼い頃、というのは1980年代ですが、島に家族旅行に行くと、水不足とか停電などがたびたびありました。そんな心配をあまりしないで、島に遊びに行けるようになったのは最近のことのような気がします。 
 燃料や食料などは定期船で運んでいて、海が荒れればしばらく物資が入らないということは、今もざらにあります。

 そんな限られた資源をみんなで融通し合う島というエリアに移住者が大勢来たら、何かしら問題が起きるのはあたりまえですよね。

 まさに石垣島はその典型のようです。
 石垣島は、沖縄の他の島よりは移住しやすいといわれてきました。土地が手に入りやすいとか、余所者を受け入れてくれる雰囲気があるとか、そういうことだと推測します。まあとにかく移住者ブームが起きたようです。
 で、これも、つとに有名な話しですが、石垣島では移住者と現地の人との軋轢が多々あるということです。

 移住者が一挙に増えると中には、変な人もいるだろうし、少数なら問題にならないことも、大事になったりします。
 それに基本的に島という限られた場所に余所者が移住するときは(別に島に限らないと思いますが)、当然、現地の人の暮らしに馴染もうとするものだと思います。
 移住者が自分の思うとおりに島を変えようというのは、おこがましいというか本末転倒というか、だったら移住してくるな、という話しです。

 団塊世代がリタイアして、大勢の人が動くもんだから、まあ、そういう事が問題化してしまうのかもしれません。

 で、ここからぼくが学ぶ教訓は、マスコミの情報を真に受けてはいけない、その他大勢の人と同じことをしてはいけない、団塊世代は要注意ということです。
 でも、この教訓、ポイントがズレてるような気がするな。

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