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海遊び仲間と楽しく過ごすひととき



 ぼくは友達が多くはいませんが、一度友達になると長く付き合う傾向があります。
 海遊び仲間も同じでして、常時遊ぶ友達は3人しかいませんが、その3人とはかれこれ20年以上の付き合いになります。
 そのうち2人は共通の友人で、1人は別の友人です。
 何か海遊びのイベント的なことをやるときは、ぼくも他の友人を誘ったり、3人の友人が彼らの友人を誘ったりして、10人以上になることもありますが、ぼくにとってコアな海遊び仲間は3人から増えていません。やはり気が合う人と一緒に海で遊ぶというのが、ぼくにとっては心地いいんだと思います。
 海遊びというのは、独りでやっても楽しいものですが、友人とやるのも楽しいものです。それぞれに楽しみが違います。
 独りでやる楽しみは、自分のペースでやりたいことができますし、海遊びの間ずっと、自分と向き合っている感覚があります。
 友人とやる楽しみは、気心の知れた仲間とワイワイやりながら、楽しい時間を共有できるところでしょう。
 どちらもそれぞれに魅力的です。
 遊ぶ内容は、3人とも似たようなもので、中心となる活動はスキューバダイビングです。
 年に何度か、一緒に沖縄の離島や伊豆七島や伊豆半島などのあちこちに、スキューバダイビングをしに行きます。
 スキューバダイビングだけでなく、スノーケリングや海辺をひたすら歩く会や海辺キャンプなどもします。
 そんな感じで20年以上も海に関わる外遊びを一緒に楽しんでいます。
 男同士でスキューバダイビングや海辺キャンプなどしていると、会話の内容や気持ちは子供の頃と変わっていないよなと思います。普段、企業や社会で役職がついてたりして、責任を持った発言や行動をしている友人達も、海辺で酒を酌み交わせば、根っこの部分はガキだった頃と変わらない気がします。







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海上でシーカヤックやSUPの人とすれ違うときの挨拶について



 ぼくの住んでいる三浦半島の相模湾に面したあたりでは、シーカヤックをしていると、海上でシーカヤックをやっている人やSUPをやっている人とよくすれ違います。よくといっても基準がわからないでしょうが、1日漕いでいると10人〜20人くらいとすれ違います。
 その都度ぼくは挨拶するようにしているんですが、挨拶を返してくれる率は半々くらいです。シーカヤックをしている人は、ほぼ9割くらいは挨拶を返してくれるんですが、SUPの人にはかなり無視されます。
 これが西伊豆や南伊豆でシーカヤックをしていると、ほぼ全員挨拶を返してくれるんです。挨拶だけでなくて、どこから来たのかとか、どこまで行くのかとか、そんな軽い話もしたりします。おそらくもっと人のいない海に行ったら「おお、人だ!」と驚くんじゃないでしょうか?
 人の心理って不思議なものです。
 ぼくはこれを「人口密度によって態度が変わる法則」と勝手に命名しています。
 渋谷の道玄坂を歩いていて、すれ違う人、全員に挨拶していたら、挨拶する方が変な人だと思われますが、小笠原の母島で人とすれ違ったら、挨拶しない方が変です。この現象については、以前から面白いなと思っていました。やはり希少価値というか、数が多すぎると有り難みがなくなるというか、うざったくなるのか、匿名性が高まるのか、たぶんそんな心理が働いているんじゃないかと推測します。
 ちなみにぼくがシーカヤックをしているときは、すれ違う人にはもれなく挨拶するようにしています。その都度挨拶するかどうか迷っているのが面倒くさいので、もう挨拶するって決めたのです。
 相手が挨a拶を返してくれなくても、とりあえずこちらから挨拶するとぼくの気持ちとしてはスッキリするので、海上での挨拶習慣が定着しました。







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走錨注意報について



 海上保安庁の無線を聞いていると、ときどきというかよく走錨注意報という言葉がでます。これは、風が強いので、錨を降ろして停泊している船が動いちゃうかもしれないから気をつけろ、という注意です。

 で、ぼくは錨を降ろすような船は持ってませんが、シーカヤックをやるので、この注意報を海の荒れ具合の目安にしています。
 風向きや地形によりますから、この注意報が出ているからといって、海に出られないほど荒れているとは限りませんが、そんなに穏やかな海でないことは確かです。
 相応の器材や心構えで海に出ます。

 以前の記事でも書きましたが、この注意報はメールでも受け取れるので、もし関心がある方は登録してみてください。





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海という自然を相手にするウォータースポーツが飽きない理由って…



 ぼくはかれこれ30年以上ウォータースポーツ(マリンスポーツ)を続けてきました。スキューバダイビング、サーフィン、シーカヤック、セイリングです。
 どのウォータースポーツにもそれぞれに楽しみがあって飽きません。
 それらに共通点があるとすれば、海という場で遊ぶスポーツであるということと、海という自然を相手にするスポーツであるということでしょう。
 この海という自然を相手にするスポーツであるというところが、飽きずに30年以上も続けてこられた理由のひとつのような気がします。
 自然の状況というのは、海の場合、波であり、潮流であり,海底の地形であり、風であり、陽射しであり、季節などです。どの要素もいつも違います。なので、組み合わせからすると、同じ自然環境であることは、ほぼありません。いつも違う環境でウォータースポーツができるというのが、ぼくの場合、飽きない理由です。
 海は、いえ自然は、人に対して、時に穏やかな面を見せることがありますが、時にとても荒々しく破壊的であったりします。穏やかなときには、心の底から癒されますし、荒々しいときは、闘志が湧いたり、くじけたり、恐れたりします。
 振幅を伴って変化する自然に接するとき、ぼくは自分自身の心を自然に投影しているような気がします。自然への接し方で、ぼく自身の気持ちに気づかされるといってもいいでしょう。
 たとえば、荒れた海に臨むときに、やる気に満ちて挑戦的なときは、自分自身がハイテンションで強気なときですし、恐れて腰が引けているときは、弱気なときです。
 海を相手にするウォータースポーツを何十年も続けて飽きずにいられるのは、実は、自然に自分自身を投影して、自分を見つめられるから、というのが、本当の理由かもしれません。









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独りで楽しむ海、友と楽しむ海



 海で遊ぶというのは、大勢でワイワイやるのも楽しいですし、独りでマイペースに気ままにやるのも楽しいものです。
 ぼくはスキューバダイビングやシーカヤックやサーフィンをします。
 スキューバダイビングは、バディといって2人一組で潜らなければなりませんし、ガイドがついている場合はが多いので、そういうときは4、5名のグループで潜ります。海から上がると、ログブックというダイビング日誌みたいなものを書くんですが、みんなで今日見た魚を、あれこれわいわい言いながら書いていくのも楽しい時間です。さらに楽しいのは、泊まりがけのダイビングのときで、宿で夕飯を食べ終わった後、飲み会をするのも楽しいものです。
 シーカヤックは独りでもグループでもできるウォータースポーツです。
 独りで漕ぐときは、その日の目的地・スケジュール・ルートなどを、自分で適当に決めたり、変えたりできるのがいいですね。上陸するのによさそうなところを見つけたら、当初の予定を変更して、そこに上陸して昼メシにする、なんてこともできます。漕いでいて、いつもよりも疲れるのが早ければ、予定を変えて、帰ることもできます。
 グループで漕ぐときは、ワイワイ話しながら漕ぐのが楽しいですね。みんながいると何かトラブルがあったときに、安心ということもあります。昼メシや休憩のときも、みんなで話しをしながら、これまでの行程の中で起きたことなどを振り返るのが楽しかったりします。
 サーフィンは独りで行くことが多いですね。行くといってもぼくの場合、自分の家のそばのビーチで乗ることが多いので、「今日は波がいいな」と思ったらボードを抱えて海に行くという感じです。それで海に行くとお馴染みの顔ぶれがいるので、彼らと波待ちの時に話したりすることはあります。
 古くからのサーフィン仲間とサーフトリップに行くときもあります。そうしたときは、朝から波に乗って、夕方頃に宿へ戻って、風呂に入って、酒と食事という魅惑の定番オヤジ旅が展開されます。
 独りで勝手気ままにやりたいことができる楽しさと、旧知の友と同じ趣味で楽しみ、酒を酌み交わす楽しみと、どちらもぼくにとっては大切な気分転換の機会になっています。できればこのまま歳をとってもこの楽しみをつづけていきたいなあと思っています。







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海遊びは危ないけど…それが何か?

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 むかーし、昔、ぼくが小学生の頃にテレビドラマで「俺たちは天使だ!」という探偵モノをやっていました。
 これが好きで毎週欠かさず見ていました。
 ドラマの中で出てくる決め台詞が「運が悪けりゃ死ぬだけさ」。
 この言葉も大好きです。

 海遊びをする時は、事前準備と計画を立てて慎重にやることが鉄則ですが、それよりももっと前提にあるのは、もともと危険なことをしてるわけですから、「運が悪けりゃ死ぬだけさ」っていう気持ちじゃないかな、と最近思いました。

 そんなことを思ったのも、親戚がぼくの家に来た時、家にあるシーカヤックを見て、「お前これ海で乗るの? 危ないじゃないか」っていったからです。眉をひそめて…

 そりゃ危ないよ。
 でも危なくないことって世の中にどれだけあんのよ。
 それに楽しいんだから、多少危なくたっていいじゃん。

 なんて、そんなことは口にはだしませんでした。
 そういう事をいう人とぼくの間には、埋めがたい広く深い溝が、マリアナ海溝のように広がっているから…

 つうか生きてること自体が危険じゃん。

 ぼくは今日も「運が悪けりゃ死ぬだけさ」の気分でガンガンいきます。

 ちなみに「俺たちは天使だ!」の主題歌SHOGUNが歌う「男達のメロディー」 も好きです。







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車を手に入れたことで、海遊びの自由度が高まった思い出



 ぼくは20代の頃、スキューバダイビングとサーフィンにハマっていました。東京の街中に住んでいて、平日は会社と自分の部屋との往復でした。その反動というかストレス解消のためというか、休日はスキューバダイビングやサーフィンに没頭していました。
 そんなぼくが社会人になって、結構早い時期に手に入れたのが車です。中古の安い小型車でした。なぜ車が必要だったかというと、自分が好きなタイミングで海に行けるからです。
 車を手に入れてからのぼくの週末の過ごし方はというと、スキューバダイビングの場合、金曜日の夜、仕事から帰ってきたら、着替えてすぐに車に乗り込んで(スキューバダイビングの器材などの荷物は、前の日に車に積み込んであるので)伊豆に向けて出発します。
 途中、海老名のサービスエリアとか小田原あたりで夕食を食べて、伊豆に向かいます。
 ぼくがよく利用していた東伊豆のスキューバダイビングサービスは、民宿もやっていたので、夜の10時とか11時頃到着して、その日は寝るだけです。
 で、土曜日は朝からダイビング。だいたい3本潜って、宿で夕飯を食って、その後は飲み会で、さんざん酔っぱらって寝ます。
 で、日曜日も朝から潜って、潜り終わると、その日のうちに自宅に向けて帰ることもありましたが、日曜日の夜も宿に泊まって、月曜日の早朝に東伊豆を出発して、月曜日の朝に自宅に着いて、そこで着替えて会社に行くというパターンもありました。
 車を手に入れるまでは、スキューバダイビングサービスの東京のお店に金曜日の夜に集合して、ショップの車で東伊豆に行き、日曜日の午後にショップの車で東伊豆を出て、東京に夜着くという感じでした。道が渋滞して東京着が遅れると地下鉄の終電に間に合わず、ダイブサービスから自宅までタクシーで帰らなければならないこともありました。
 サーフィンの場合も似ているんですが、当時はよく外房とか茨城のあたりに行っていました。やはり金曜日の夜に車で自宅を出発して、途中のファミレスとか焼き肉屋で夕食をとり、コンビニやスーパーで、飲み物や明日の朝と昼の食事を買い込んで、目的の海の駐車場に到着します。
 それからは砂浜にアウトドアチェアを出して、焚き火をしながら軽く晩酌をして、車中泊をして、土曜日の朝からサーフィンをします。
 夕方には海から上がって近くの立ち寄り湯に行って、さっぱりした後、自宅に帰ることもありましたし、もう1泊車中泊をして、日曜日もサーフィンをすることもありました。
 車を手に入れる前は、電車で行ける鵠沼ばかりに通っていました。しかもたいてい日帰りでした。土曜日の電車に大きなサーフボードを持ち込んで、海まで2時間くらいかかったことを考えると、車があることでずいぶん楽に、自由になりました。
 こんな感じで、車を手に入れることによって、ぼくの海での遊び方は、より自由度が高くなり、遊べる時間が増えたのです。特に車中泊をするようになってから、宿泊施設に泊まらなければならないという制限からも解放されたので、より自由になりました。
 こんなことを書いていると自動車会社の宣伝みたいですが、当時のぼくにとって、車が遊びの、いやそれだけでなく暮らしの自由度を高めてくれたのは間違いないのです。







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波の種類についてまとめてみました




 海辺に住んでいて、海遊びをしていると、波を見ることが多くなります。もちろん水着の女性を見る機会も多くなります。

 波にもいろいろな種類がありまして、それを区別する必要がでてきます。
 なぜでしょう? なぜかしら?
 波をキチンと識別しないと、危険である可能性があるからなのでありますね。

 でも、波の表現って、語彙が少ないし、ウォータースポーツごとに違う用語を使ったりして、意外に体系化されていないんじゃないか? 海に囲まれた日本としてそんな状態でいいのか? などなどと思う今日この頃。
 それで、ぼくの場合日本語にないけど英語だとうまく表現できそうなものは、英語を借りることにしています。

 オジサンになるまで海遊びを続けていると、海に関わる人によって用語が違うことを知ります。漁師さんとウォータースポーツマンでは違う言葉を使いますし、ウォータースポーツによっても違います。
 ぼくの場合、それらをゴチャゴチャに使って、一番近い表現を選んでいます。

 感覚的にはそうやって波を表現できるのですが、波をキチンと分類しようとすると、とても難しいなあと思いました。理由は、分類の基準によって全然違うからです。
 科学的な分類を使うと、実際、海遊びでは使えない大雑把なものですし、それぞれのウォータースポーツで使っている分類を使うと、サーファーには通じても、ダイバーには通じないということが起きます。

 きっと誰かがまとめているんだろうなあと思い、検索してみましたが、科学的なまとめはもちろんありますが、あとはサーファーが波の種類を分類しているくらいでした。
 ややや、おお、これはどうしたことでしょう。高度に発達したネット社会でこんなことがあるんでしょうか?

 というわけで、きっと素晴らしい人頭脳の人がそのうちまとめてくれると思いますが、個人的に知っている現在の知識をまとめてみようかな、いや面倒だからやめとうかなー


【科学的な分類】

●波浪の中に種類がある

 まず、基本的な定説として、波(波浪)には風浪とうねりがあります。起きるメカニズムが違うからで、詳しくはこちらをご覧ください。なのだ。

・wikipedia

・All About


 通常というか、少なくてもウォータースポーツするうえでは、風浪の方を波と呼び、うねりはうねりと呼ぶことが多いです。風浪なんて言葉を使っている人に未だ会ったことがありません。

 このふたつの区別は理にかなったものでして、海にいると明らかに違うとわかります。
 波は周期が短く、短時間で様子が変わるものです。うねりは周期が長く、同じような海況が割と長い時間、例えば半日とか1~2日続くことが多いです。
 波は岸に近いところでも沖でも同じように立っていますが、うねりは岸に近づくほど、大きく崩れやすく(ブレイクしやすく)なります。逆に沖に行けば、ゆっくり揺られているような感じになります。
 サーファーは波を細かく分類して使いますが、彼らはビーチ近くでのブレイクの仕方を分類しているので、実は波とうねりを区別しているわけではなかったりします。でもまあたいていうねりがビーチ近くでブレイクするするほうが、より乗りやすい波であることが多いので、たいていうねりのことをいっています。

●波とうねりに分類してみるとさらに…

○波(風浪)

・ベタまたは凪またはベタ凪 波がなくて鏡のような水面のこと
・さざ波 弱い風で起きる小さな波のこと
・バシャバシャの波あるいはグシャグシャの波 強い風で起きる波ですが、規則性がなく波のトップが風で潰れてしまっている波(このあたりの表現が、すでにサーフィン用語っぽくなっています)
・うさぎが跳ねる波 強い風で沖もうさぎが跳ねているような白波が立っている状態。漁師さんが使います。「ああ今日は沖もうさぎが跳ねてるナー」という感じ。小さな船の漁師さんは海に出ません。
・breaker 砕ける波 この語感にあたる表現は日本語にない気がします。
・ripple さざ波ですが、もう少し大きい感じで、やはり日本語にはないように思います。

○うねり

 うねりは大きさで表した方がいい気がします。沖に出て大きなうねりの時は、うねりのボトムとトップでは、大きな船が隠れてしまうほどのときがあります。
 うねりはビーチ付近でブレイクしますが、サーファーはこのブレイクした波をいろいろな名前で区別します。

・三角波 うねりがひとつの波長ではなくて、別の波長も含んでいるときに発生します。沖でふたつのうねりがぶつかり合うと、不規則で、ときに大きく、へんてこな形になったりします。うねりの様子を読みにくく、漁船が転覆したりすることもあります。台風や強い低気圧が来ると、気圧の谷を中心に渦を巻くように気圧の等圧線ができますが、そうすると、風の向きが気圧の谷に向かっていろいろな方角から吹きます。そういうときにいろいろな方向からのうねりが起きて、結果的に三角波ができやすくなります。

・swell これも日本語にないのですが、使いやすい言葉です。日本語に訳すと「うねり」だそうですが、もっと大きく周期の長い「海面が隆起する」という感じに近いものがあるような気がしたりしなかったり…


【波やうねりをウォータースポーツごとに分類してみると】

●サーファーの場合
 さすがにサーフィンは波で遊ぶスポーツなので波を細かく区別します。

・ダンパー
 ダンパーのようにバタンと一斉に崩れる波

・ほれてる波
 カールして巻気味の波

・キレてる波
 トップからショルダーにかけて順序よくキレイに崩れていく波
 
・遅い波
 パワーがなく、ブレイクするのが遅いか、ブレイクしない波

・速い波
 スピードがあって、ブレイクするのが速く、ダンパーに近い波

 以上はだいたいうねりがビーチ近くでブレイクする形状を分類したものです。

・バシャバシャの波あるいはグシャグシャの波 先ほども書きましたが、強い風で起きる波で、規則性がなく波のトップが風で潰れてしまっている波
 これはいわゆる波(風浪)でして、波っつうのはたいていサーフィンには向かないようです。


●シーカヤッカーの場合
 シーカヤッカーは波もうねりも嫌います。それから波よりも風に注意を払うので、波についての区別は少ないといえます。

・ブーマー
 波長の長い小さめのうねりの時に、一見穏やかで油断していると、岬の突端など水深が浅いところで、突然大きな波が立つ場所や時があります。それをブーマーといいます。横波を喰らって沈する可能性があるので注意しています。
 これはうねりのことをいっていて、しかも特定の地形で起きる現象を捉えています。


●スキューバーダイバーの場合
 ダイバーは陸から見た波やうねりの状態から水中の様子を想像するのが特徴です。
 女性の服装から推測して身体のラインを思い浮かべるのに…近くないですね…全然…

 大きい波やうねりだと海の中がかき混ぜられて、透明度が落ちると判断します。
 波長の長いうねりだと水中の透明度が落ちるまではいきませんが、水中でゆらゆらと揺られることを想像します。

 それから、ボートダイビングで大きい波やうねりの場合、エントリー・エキジットに苦労するので、ダイビングの中止を考えたりします。ビーチのときも岩場に叩きつけられたりするので、すごく注意します。

 波が来る方向も重要です。例えば自分が潜ろうとするポイントが西に向かって開いているとして、西から波が来る場合は、モロに影響を受けますが、東からの波ならば、なんとか潜れるということになります。
 というわけで、波とうねり、その大きさ、それが来る方向については注意しますが、それ以上の細かい分類はしません。それよりも海面の様子から潮の流れを知ろうとします。例えば潮目や二枚潮や上げ潮なんかは水面の様子から推測することができることもあります。


●セイラーの場合
 セイラーは波やうねりをそれほど気にしません。船が出られるか出られないかというところがポイントです。また船を進める方向は、波やうねりの大きさや向きによって調整します。大きなうねりの場合、うねりに対して船を横に向けると沈しやすくなります。逆にrippleのような波のときにその波に向かって進むとスピードが落ち気味になります。
 一方、風は気にします。同じ海域でも風が吹いている場所(ブローがある)と吹いていない場所がありますが、セイラーはブローを探すために、波を手がかりのひとつとします。

 というわけで、実際やってみると全然まとまんないですね。
 
 これだとなんだかあれなので、ぼく的に勝手に作っちゃおうかな…

○波(風浪)

・ベタまたは凪またはベタ凪 波がなくて鏡のような水面のこと。ベタベタなんて呼ぶのもあり?

・さざ波 弱い風で起きる小さな波のこと

・ripple さざ波ですが、もう少し大きい感じ

・波あるいはwave 普通の波

・バシャバシャの波あるいはグシャグシャの波 強い風で起きる波ですが、規則性がなく波のトップが風で潰れてしまっている波

・うさぎが跳ねる波 強い風で沖もうさぎが跳ねているような白波が立っている状態。

・breaker 砕ける波

・でかい波 とにかくドーンとでかい波


○うねり

・小者(こもの)のうねり 波長が短く、高低差も小さいうねり。またはAカップのうねりなんて呼ぶのはセクハラ?

・美しいうねり 女性のボディラインのきれいなカーブのうねりを「美しいうねり」とか「ナイスボディのうねり」と呼ぶのはどうでしょう。

・大物のうねり 波長が長く、高低差も大きいうねり

・swell 大物のうねりよりもっと大きく周期の長い「海面が隆起する」という感じのうねり

・三角波 うねりがひとつの波長ではなくて、別の波長も含んでいるときに発生するうねり


 うーん、ぜんぜんおもしろくないですね。








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ウォータースポーツの醍醐味のひとつは、頭と身体をフルに使うこと



 このブログにはやたら書いていますが、もうかれこれ30年以上ウォータースポーツを飽きずに続けています。
 ぼくがやっているウォータースポーツは、スキューバダイビング、シーカヤック、サーフィン、セイリングです。
 ウォータースポーツの面白さというか醍醐味のひとつは、自然を相手に楽しんで、しかも自分の頭と身体を使って、死なないで戻ってくることにあると、ぼくは考えています。
 荒れた海況や難しい海域で、自分の限界まで、考え抜いて、肉体を酷使するというのが、ぼくとしては快感なのです。ちょっと変なのかもしれませんけど…
 仕事などでも、難しい課題に挑戦して、それが成功したときというのは、やりがいもあるし嬉しいものですが、たいていがチームワークですし、ほとんどの場合、所詮死にはしません。
 自分だけの力で自分の命をかけて、自然という、圧倒的な力を持つ、予測できない、同じ状況が二度とない、そんな対象に対峙するという点で、ウォータースポーツはぼくを惹きつけて止みません。
 もちろんすごく荒れた海況で、無謀に海に入っていくというのはいいことだとは思いませんが、自分の力量の範囲ギリギリのところにチャレンジしていくときに見えてくる、自分の弱さとか自分らしさを知るのが面白いのです。
 つまるところぼくは、海という自然に、自分らしさを投影して、それを見つめているような気がします。
 抽象的な話しばかりでは、わかりにくいかもしれませんね。
 具体的な一例を挙げると、スキューバダイビングをしていて、途中で予想よりも流れが速い海域があったとします。そこで引き返してもいいし、予定どおりのコースへ進んでいくのもいい状況です。
 そこで自分のこれまでの経験を思い浮かべ、似たようなケースがあったかを思い出し、海の様子を克明にチェックし、行った場合、その先で見えるかもしれない魚や風景の魅力を見積もり、現在の深度と潜水時間と残圧とを考慮し、自分の体力がその流れを乗り越えられるかを考え、流れに対する自分の恐怖心を見つめ、戻るか行くか判断するのです。判断に時間がかかってはいけません。できる限り早く判断しなければなりません。やってはいけないのは死ぬこと、ゴールは無事に戻ることです。
 こういうときにぼくは、自分の頭がフルに働いていることを実感します。普段使っていない脳さえも総動員して考えているのがわかります。そして自分の体力を冷静に見つめていることもわかります。
 これまで海で数々のギリギリの状況を経験してきました。結果的にぼくは今無事に生きているんですが、少し間違えば死んでいたかもしれません。事実としてぼくはギリギリ状況を乗り越えて、今ここにいるのです。それ自体が誇りであり、海という自然がそれを与えてくれたのです。
 ぼくが飽きもせずウォータースポーツを続けるのは、そんな理由があるのです。






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歳を取るごとに、ウォータースポーツで心配することが増えてきました



 最近思うのは、歳を取るほどに、自分がだんだん心配性になってきたなということです。若い頃よりもいろいろ心配なことが増えてきたような気がします。
 年を経るごとに、経験を積んで、危ないことや注意しなければならないことがわかってきたせいでしょうか?
 あるいは、自分の体力的・知的な衰えを感じて、それを不安に感じているんでしょうか?
 そのあたりの理由というか原因は、自分でもよくわかっていないんです。
 これと同じ構造のことが、ぼくがやっているウォータースポーツでも起きていまして、歳を取るごとに、危険に敏感になっています。
 スキューバダイビングなどは30年以上やっているんですが、その間に数多くの危ない目に遭っているので、それを防ぐためにいろいろ注意しています。
 若いときには怖くなかった状況や心配もしなかったことが、今では怖いと感じたり、心配になって事前準備したりします。チェックする項目も増えていますね。
 歳を取ったら経験を積んで、もっと楽々とスキューバダイビングできるんだろうと予想していたんですが、まさか心配性になるとは思ってもいませんでした。
 そんな風に心配しながらもウォータースポーツをやめようとしないのは、自分でも不思議です。今度こそは死ぬかもと心配しながらも海に出ていくんです。
 そのあたりの理由というか原因も、自分ではよくわかっていないんです。
 たぶん海に出ることが、心配や不安以上に、喜びやメリットが多いからなのかなと考えたり、あるいは心のどこかで、死ぬときは死ぬし、まあ、いろいろあるだろうけど、なんとかなるよな、なんて思っている自分がいます。そんな気持ちを抱えながら、今日もBCを背負い、レギュレーターを加え、海の中に沈んでいくのです。

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