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ウォータースポーツをすることと生きること



 ぼくはかれこれ25年くらいウォータースポーツをしてきました。サーフィン・スキューバーダイビング・セイリング・シーカヤック…
 それらの共通点は、海に出ること、そこで楽しむこと、そして無事に戻ってくることの3つの過程があることです。当たり前といやあ当たり前ですけど。
 山登りも多分そうだと思うんですが、自然の懐に入っていくこと、そしてそこから生きて帰ってくることは、とても大切なことです。
 これがうまくいくように、海況や気象情報を集め、自分の体調をチェックし、事前に計画を立てて、シミュレーションをして、抜けや漏れがないか確認して、装備を準備し、実際に海に出ます。海に出れば、刻々と状況が変化するので、その変化を見逃さず、的確に判断し、行動します。それらがすべてうまくいって、無事に陸に帰ってくることができます。
 入念な計画と準備、そして予想外の出来事への対応、そしてすべて自分が判断するということ…
 ぼくはこうしたウォータースポーツの過程を何度も経験するうちに、どうもそうした思考回路が頭にできてしまったらしく、普段の暮らしにも同じような思考パターンで臨むようになったようです。で、それがだいたい当てはまるようなのです。
 日々の暮らしは予想外の出来事の連続で、計画どおりにはいきません。かといって計画がないと自分の思ったようには進みません。計画はきちんとたてて、準備はするけど、でも臨機応変に対応していくということでは、ぼくはわりとうまくやれるようなのです。そして周りがどうしようと、自分の経験とか体力とか能力を踏まえて、自分なりの判断をするしかないということ。
 これはまさにぼくが海遊びから学んだことの効果だといっていいと思うのです。
 そして最も大切なことを学びました。それは死んだら元も子もないということです。
 もちろん貴重な機会というのがあります。
 長年計画してやっと行くことができた南の島。
 何年かに1度のいい波。
 とても大切な大会。
 それらすべて貴重かもしれませんが、また再び手に入るかもしれないのです。生きていれば…
 どのような貴重な機会も命をかけるほどのものではありません。




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